相続コラム– category –
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【相続コラム】離婚後300日問題 ~嫡出推定見直しへ~
法制審議会で2月9日、子の父を決める民法の「嫡出推定」を見直す中間試案がまとめられました。現行では、離婚後300日以内に生まれた子は遺伝的関係とは関係なく前夫の子と推定される規定があり、これは「離婚後300日問題」とも言われ、母が、前夫... -
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【相続コラム】遺産分割前の預金仮払い制度
40ぶりに相続法が改正されましたが、その大きな目玉となったのがこの制度かもしれません。2019年7月1日の施行から1年以上が経過しましたが、どのような制度なのか見ていきたいと思います。相続が発生すると預金が凍結される!というお話は大多数... -
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【相続コラム】自筆証書遺言書保管制度
2020年7月10日から手書きの遺言書(以下、自筆証書遺言書という)を法務局に預けることができる自筆証書遺言書保管制度が開始されました。これまで自筆証書遺言書は遺言者自身が自宅で保管するのが一般的でしたので、どうしても破損や紛失、あるいは相続人... -
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【相続コラム】「配偶者居住権」とは
一言で表現すると、「配偶者の死亡後も、もう一方の配偶者が引き続きその家に住み続けられる権利です」え?夫が建てた家に、妻が住める権利ってこと?そんなの住めるのは当たり前じゃないか!と思われるかもしれませんが、相続の現場では、決してそうでは... -
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【相続コラム】生前整理について(モノ こころ 情報の整理)
生前整理は生きている間に自分の身の回りのモノを整理しておきましょうという事ですが、亡くなった後にご遺族が行う遺品整理とは対極の言葉になりますね。実際、遺品整理は故人の残された遺品(荷物)などを遺族が処分したりすることですが、家の中のタン... -
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【相続コラム】遺産分けは法定相続分どおり?
遺産分割協議とは、被相続人(亡くなった方)の遺産を相続人全員でどのように分けるのか協議をすることで、遺産相続の最重要ポイントです。遺産を分ける話し合いといっても、民法で定められた「法定相続分」という規定がありますがこの割合を無視して自由... -
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【相続コラム】ほんとは身近な遺言書
遺言書と聞くとどんなイメージを持ちますでしょうか。自分には関係ないと感じる人もいるでしょうし、書きたいと思っているけどどうしていいかわからないという人もいるでしょう。ここ最近、終活の浸透もあり遺言書を作成される方は年々増加傾向にあります... -
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【相続コラム】住所と本籍について
「住所」は生活の本拠で、住民登録をしている場所のことですが、「本籍」については、よく分からない人も多いのではないでしょうか。この本籍ですが、婚姻届けやパスポート申請などいろいろな書類に記入することがありますが、住所ほど本籍を頻繁に書く機... -
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【相続コラム】一部パソコンでの作成がOKに!
自筆証書遺言、いわゆる手書きの遺言は、全文をすべて直筆による手書きでの作成が必要でしたが、今回、法改正により一部パソコンでの作成が認められるようになりました(平成31年1月13日施行)。基本的に本文など全て手書きで書かなければいけないの... -
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【相続コラム】休眠預金(口座)をお持ちではありませんか
皆さんは休眠預金(口座)をお持ちではないでしょうか。休眠預金とは銀行に眠っている預金の事ですが、皆さんの中にも昔に作った口座で残額が少額のためそのまま放置されている方などいらっしゃるのではないでしょうか。休眠預金は年間700億円以上にのぼる... -
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【相続コラム】相続人に中に行方不明者がいる場合
例えば、お父様が亡くなり、法定相続人は奥様と、長男、二男の3人だったとします。遺言書がない場合、この3人で遺産分けの話し合いを進めていきますが、もし、そのうちの一人、例えば二男が数十年間消息不明というような状態だったらどうしたらよいでし... -
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【相続コラム】成人年齢の引き下げで何が変わるか。
成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案について皆さんはどのようにお考えになられますでしょうか。すでに18歳からの選挙権が実現されていますが、今回の改正が実現すると、民法が制定された明治時代からの『大人の定義』が大きく変わることになり...