相続コラム– category –
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【相続コラム】『相続放棄』と『何ももらわない』の違い
相続放棄は相続開始後に行うことができるもので、生前に行うことはできません。生前に誓約書を書いているなど相続放棄をすることが確実な場合であったとしても、生前に相続放棄をすることはできません。また、相続放棄をする場合は、被相続人(亡くなった... -
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【相続コラム】相続におけるサイン証明とは
相続手続きの際、遺産分割協議書の作成や金融機関等の手続きでは、協議が調った際に書類に相続人全員が署名・押印してその書類を完成させますが、その印鑑は実印を求められるケースがほとんどです。では、もし相続人のうちの誰かが海外に在留中で、日本に... -
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【相続コラム】自分の身は自分で守る
被害があとを断たない振り込め詐欺。警察庁のデータによると被害総額は2年連続で減っていますが被害件数は5年連続で増え続けています。これは「騙される人」が増えているということです。「自分は騙される訳ない」と、自分は大丈夫だと思っていても被害... -
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【相続コラム】エンディングノートは手書きが良いかパソコンが良いか?
どちらも正解というのはないと思いますが、エンディングノートの特徴は一生完成しない所にあります。常に考えや思い、状況や環境が変化し、その都度変更や書き直しが必要です。パソコン(データ)でエンディングノートを書けば、更新も上書きも簡単にでき... -
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【相続コラム】復氏届
結婚して配偶者の姓を名乗っている人は(女性に多いと思いますが)、配偶者が亡くなった時、もとの姓に戻りたいと思う人もいらっしゃるかもしれません。この場合、そのままの姓を名乗るか、旧姓に戻るかを自由に決めることができます。元の姓に戻りたい場... -
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【相続コラム】どうするデジタル遺品
最近、いろんなメディアでも話題になっている「デジタル遺品」デジタル遺品とは、パソコンの中やスマホにあるいろんな資料や写真、その他外付けハードディスク、SDカード 云々、いろんな媒体が考えられます。データにとどまらず、財産関係も、ネット銀行... -
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【相続コラム】法定相続情報証明制度
不動産名義変更や銀行預金の解約、証券口座の名義変更など、ありとあらゆる相続の手続きには、相続人が誰なのかを証明するために、亡くなった人の出生から死亡までの全戸籍(除籍)謄本(戸籍書類一式)の提出が必要です。それが法務省から「法定相続情報... -
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【相続コラム】遺言書の有無確認
親族が亡くなり相続が発生した場合には、相続人で遺産を分ける前に、まず遺言書の有無の確認を行います。民法には相続分の規定がありますが、もし遺言書が存在し有効な記載であれば法定相続分よりも遺言書の記載が優先することになりますので、遺言書の存... -
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【相続コラム】亡き兄の預金通帳が見当たらない!
独身で子供のいない兄が亡くなり、唯一の相続人である弟さんがその相続財産を調べたのですが、両親から引き継いだ自宅不動産については確認がとれたものの、肝心な金融資産の中身がさっぱり分からなくて困っていました。兄が出入りしていそうな銀行を順に... -
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【相続コラム】妻の知らない夫の実家の不動産
夫を亡くされた妻Aさんが相談に来られました。Aさん夫婦には子供がいなかったため、相続人はAさんと、夫の兄弟ですが、兄弟は全員亡くなっていたため、その兄弟の子、つまり甥姪が相続人となりました。遺産は、家と僅かな預貯金でした。Aさんの今後の生活... -
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【相続コラム】幻の遺言書
あるお父さんが亡くなり、相続人は奥様と長男と長女。あまり交流がなく長男、長女も離れて暮らしているため、お父さんはしっかり遺言書を作成しておられました。内容は建物(奥様と共有)の持分は奥様に、預貯金は奥様、長男、長女に3分の1づつ。その他... -
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【相続コラム】親族に迷惑をかけない事前の配慮
「父親が借金を遺して亡くなったので放棄したいが、親族に迷惑は掛からないでしょうか?」とGさんから相談がありました。相続放棄の手続は被相続人が亡くなったことを知ってから3か月以内であればすることができますが、親族に迷惑をかけないためには少...